各種語学系資格の最低ランクの級を
ひととおり持ってるってことで、
エセ語学マニアを気取ってたまに語学書を読んでますが、
今日はこれを読んでみました。
白水社刊の「しくみ」シリーズのひとつ、『フィンランド語のしくみ』。
文字はアルファベットだし、発音はそんな難しくないし、
文法もヨーロッパ諸語に比べるとそんなややこしくないと思う。
というか、かなり規則がわかりやすい言語だと思いました。
まあ、この本で取り扱ってる範囲がほんとに基本中の基本だからかもしれませんが。
その他、フィンランド語にまつわるへぇ:
・「冠詞」がない!わーい。
・名詞の複数形は普通にあるけど、「私の○○」が複数あるときには、
単数形と複数形が同じ形になってしまう。
・複数形は基本的に語尾に「t」をつけるが、
「2つの」とか「3頭の」とかいうときの複数形語尾は「a/ä」をつける。
・母音はa,o,u,i,e,ä,ö,yの8つあるが、a,o,uのグループとä,ö,yのグループは
同じ語の中にいっしょに出てくることがない。
(つまり、ある語に「a」が含まれているとき、その語中に「ä,ö,y」は絶対含まれない)
単語のつづりを覚えるときに混乱がなくて良いね。
・数字の7はseitsemän、8はkahdeksan、9はyhdeksän、10はkymmenenだそうですが、
1桁の数字を表す語がこんなに長い言語は珍しいんじゃないでしょうか。
ちなみに「フィンランド語検定」は今のところ公式にはないっぽいです。
9月
16
2007