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ミャンマー語検定が台風で中止!!!

日曜日, 9月 30th, 2018

本日はミャンマー語検定MB・M1(級の名称)を受験!!!…の予定でしたが、台風の影響で残念ながら中止となってしまいました。

昨日土曜の段階で、検定事務局からメールと電話で中止の旨連絡が入りました。

まあ木曜~金曜くらいから、天気予報を見てて最悪中止かもな~という想定はしてましたし、ミャンマー語の勉強の進捗ははっきり言って芳しいものではなかったので、中止の事実自体にぶっちゃけそこまでショックというか不利益を感じてるわけでもないんですけどね。というか仮に今日受験できてたとしても、出来は正直かなり危うかったと思う…

 

ミャンマー語(ビルマ語)はマジで初心者殺しの言語ですよ…まず文字がABCとかのローマ字ではまったくなくて、なんか視力検査の記号みたいなの(○の上下左右が切れてる)がいっぱい並んでるような感じなんですけど、これを覚えるのがマジで大変なんです。

ただ単に「ある文字とそれに対応する母音子音を覚えるのが面倒」っていうレベルではないんですよ。さらに、

・似た形の文字がかなりたくさんあるので、それらを区別して見分けるのがまず大変。

・母音と子音の文字にもかなり似ているものが多いので、どれが母音でどれが子音なのかすらわかりにくい。

・促音や鼻音(「っ」や「ん」で終わる音節)のスペルが多様かつ意味不明すぎてさっぱり覚えられない。(しかも子音の文字と似ててごっちゃになる)

・ということで、単語のスペルを見て、どう発音する語なのかを頭の中でイメージするのにかなり時間がかかる。というかイメージできない(笑)

・数字ですらアラビア数字(123とか)ではなく独自の文字を使う。

・文は英語みたいに単語単位で区切られておらず日本語みたいに文字がずーっと切れ目なく並ぶので、どこからどこまでがひとつの単語なのかがパッと見でまったくわからない。

っていう鬼畜さです。

この言語、印刷文字ならまだしも手書き文字を正確に判読するの無理じゃね?と思えてしまいますが。

 

これまで外国語検定をかれこれ15言語くらいかじってきた中で、文字を覚えるのがマジ無理ということでほぼ挫折状態なのがタイ語とアラビア語あたりですが、ミャンマー語の無理度はこれら以上かもしれないですね。

6月に実用ベトナム語技能検定を受験して、語彙が全然他の言語と違うから覚えるのきっついわ~とか言ってた自分はどんだけ甘ったれだったのかと思いますね。ベトナム語はローマ字ベースの文字なので、ミャンマー語と比べたらどんだけ勉強しやすいことか…

ミャンマー語検定の級はM1~M4(レベル1~4に相当って感じでしょうか)があって、M1の下にMBっていう級があるんですけど、ぶっちゃけMBにすら合格できるかどうか微妙(笑)

ちなみに「B」っていうのは何を意味してるのかよくわからないのですが(笑)、BasicのB?というかそもそも「M」も何のことなのか不明(笑)

 

まあミャンマー語の鬼畜さについてはまたどこかであらためて語ろうかと思いますが…(笑)

今回、台風での中止なので、ブログ自体もあえて書くアレでもなかったんですけど、「台風の影響による資格試験の中止」について、いろいろ思ったことがあったので、ちょっと書いてみようかなと。

 

あ、ちなみに、ミャンマー語検定が中止されたという事実自体に対して非難したり文句を言ったりしたい意図はまったくありませんので、あしからず。

 

さて…

天災や台風でイベントなどが中止や延期になることって、まあこの時期とかには普通によくあることだと思います。しかしその中でも資格試験っていうのは、あらためて考えてみると、音楽ライブやスポーツなどの普通のイベントと比べて、対応について検討すべき要素がけっこう多いよなって思うんですよ。

単にチケットを払い戻すとか、延期の場合は代替の日程・会場を確保するとかだけで簡単に済む話ではないよなと。

 

普通のイベントと資格試験の大きな違いは、

1.娯楽系のイベントではないのでそう簡単に中止にできない

2.ある特定の1箇所だけでなく、同時に全国各地で実施されることが多い

っていう点かなと思うんです。

 

1について、音楽ライブとかのイベントは言ってしまえば娯楽なので、もし中止になったら残念に思う人はもちろん多くいらっしゃるでしょうけど、まあそこまで人生に重大な影響を及ぼすようなものでもないと思うんですよ。

けど資格試験は、そのために何ヶ月も何年もかけて勉強・対策してきたという人も少なからずいるはずで、ヘタしたらその日その試験を受験できるかどうかで人生が大きく変わる人だっているはずなんです。なので、よほどのことでもない限り軽々しく中止を決定すべきではないというケースもあるのではないか。

俺の身体の安全のことなんて考慮しなくていいからとにかく何としても試験を強行してくれ!という人も少なからずいるんじゃないかなと思うんですよね。

なので、中止するにせよ強行するにせよ、絶対に一定数の受験(予定)者から文句が出てくるのは避けられないと思うんです。ほんと判断が難しいよねこれはと思います。

 

2についてはもっとややこしい話で、全国各地で開催される試験の場合は、全会場まるごと中止とするのか、一部の会場のみ中止とするのか、そうだとしたらどこで線引きをするのか、の判断が迫られるわけです。

ちなみにミャンマー語検定は東京・大阪会場は中止ですが、ヤンゴン会場に関しては特に中止のアナウンスが出ていません。

また、同じく本日試験日のスパイス&ハーブ検定は、大阪会場は中止で東京会場は予定通り実施。日本ビール検定は福岡・大阪・名古屋会場が中止で東京・札幌会場は実施だそうです。

 

全国一斉に中止または延期とする場合はまだ話はわかりやすいのですが、前述のように「一部会場のみ中止」とした場合、その中止された会場の受験者に対してどう補填するのかというのはけっこう複雑な問題になってきます。

受験料を払い戻すのか、その会場のみ後日別途試験を実施するのか、次回の試験に振り替えをするのか、などなど。

受験者の中には、「自分の会場は今回中止のようだが、どうしても今回受験したいので、中止にならない会場まで長距離移動してでも受験したい」という人もある程度出てくるんじゃないかなと思うんです。それに対してどう対応するか。

基本的には、いったん出願した後の会場変更は原則不可としている試験が多いのですが、天災でやむをえない場合は認めてもいいんじゃないかなとも思うんですけどね…

 

また、一部会場のみ「延期」ということにした場合は、通常通り実施された(延期としなかった)会場で出題した試験問題と同じものをそのまま出題するのは情報流出等の観点から適切ではないので、そこをどう対応するかも問題になりますね。

延期となった会場では、通常通り実施された会場とは異なる問題を出題するのがスジであるようには思われます。しかしそうしたらそうしたで、全会場で同じ問題・同じ条件で試験が行われたことにならないので、合否認定などに関して「会場間格差」が発生する可能性は避けられません。難しいところですな。

 

ちなみにですが鈴木はこれまでの経験上、受験予定だった試験が天災で中止になったという経験はここ数年では実はあまりなくて、たぶん最後にくらったのが2011年の東日本大震災のときですね。あのときは3月~4月の試験の予定がほとんど吹っ飛びました。

台風での中止というのを経験したのは意外と今回が初めてかもしれません。「大阪会場は中止になってるけど東京会場は強行されたので受験できた」というようなケースが何回かありましたが。

台風が日曜の日中に東京を直撃するっていうケースが、ラッキーなことにあまりないような気がします。東京は台風直撃が夜になることがなぜか多いですよねたぶん。

まあそれを言ったら今日の日中も東京は全然雨も風も強くなかったんで、ミャンマー語検定も東京会場だけなら全然強行できたと思うんですけど、まあ前述のとおり、一部の会場のみ中止にしたらそれはそれで問題になることも多いので、東京大阪まとめて中止ということにしたんでしょうたぶん。

 

まあしかし僕自身、9月くらいに実施される資格試験は、最悪台風で中止になるケースもあるかもなーという想定を一応して受験計画とかを立ててるわけですけど(もちろん試験の主催者側でもそうだと思いますけど)、近年は異常気象気味なのもあって、これまで台風のこない時期(秋以外)に開催していた資格試験でも、台風への対策を考えなくてはならなくなってきてるんじゃないかなと思いますね。今年だって7月とか季節外れの時期に超でかい台風がきたりしちゃってるわけですから。

 

たとえば下記のような対策くらいはあらかじめしといたほうがいいんじゃないかなと思いますけどね…

・天災時の対応に関する情報を発信する公式SNSを開設しておく

・様々なケースのシミュレーションと、個々のケースにおける対応を考えておく(それに基づいて当日の中止・強行などの意思決定を行う)

・イベント保険など、入れる保険があれば入っておく

・予備日を念のため設定しておく

・予備日用のスペア試験問題を用意しておく(結局使わなかったら次回に流用できる)

など

 

ちなみにですが、土地家屋調査士試験は、これまで毎年8月下旬に試験を実施していたのに、今年からいきなり10月第3日曜に試験日が変更になったわけですけども。

実施時期の変更の理由のひとつが「比較的台風が少ない時期に実施するため」なんだそうですが…、10月に入ってもまだまだ台風は発生しそうなわけで、これでもし試験日程変更初年度に台風が直撃しちゃったりとかしたら盛大なネタになっちゃいますけど、大丈夫なんですかね。

そのへんの状況も生暖かく見守りつつ、本日の日記を締めたいと思います。

 

ではまた

まんをじして登録販売者を受験!!!

日曜日, 9月 9th, 2018

本日は登録販売者試験を受験!!!

 

しかしねぇ以前から常々思ってることなんですけど、「登録販売者」っていう資格名称ってなんかすごいぼやっとしたネーミングですよねえ。

一般用医薬品販売の資格なんですが、「登録販売者」って名称だけだと、「何を」販売するための資格なのかがまったくわからないじゃないですか。「販売士」資格みたいなものかと思ってる方もいるみたいですし。「医薬品登録販売者」とかもっと具体的な名称にしたほうがいいと思うんですけどね…

まあ「外務員」とかもたいがいですけどね…証券外務員でいいだろと。

 

そんなわけで、ざっくりいうと、ドラッグストアとかにおける、薬剤師と一般従業員の中間くらいの位置付けにあるような感じの資格です。一般従業員では扱えない一部の医薬品を販売可能になります。

2009年の資格設立当初は受験に際して実務経験とかが必要だったのですが、2015年に規制緩和されて受験資格が原則撤廃されて誰でも受験できるようになってから、受験者数が飛躍的に伸びた資格です。

 

っていうか鈴木さんまだ登録販売者資格取ってなかったんですか?とか言われちゃいそうですが、なんやかやいろいろあって、なかなか受験自体できてなかったんですよね。

ほんとは受験資格撤廃された時点ですぐにでも受けたかったんですが、ある年は他の試験のスケジュールとの絡みで断念せざるをえなかったり、ある年は気付いたら出願締切がいつの間にか過ぎてしまってたり…で結局このタイミングに。

まあしかし今年は6月に薬学検定1級に受かってたり、8月に心理学検定を受けたりしてて、登録販売者の試験内容とかぶる内容をなにげにけっこう勉強してきているので(心理学検定は「神経・生理」の科目の内容がけっこうかぶる)、結果的にはこのタイミングでちょうどよかったのかもしれませんな。

 

さて今回の試験対策用参考書としては『平成30年版 全国登録販売者試験過去問正解』という、全国各地域で昨年出題されたすべての問題が載ってる過去問集を主に使いました。

登録販売者試験は国家資格のなかでもちょっと特殊で、都道府県ごとに運営が見事にバラバラ(各都道府県の福祉保健部や健康福祉部が管轄)なんですよね実は。県ごとに試験日程や窓口が異なることはなんとなく認識してはいたんですが、受験料や合格基準ですら見事に県ごとにバラバラのようで…詳しくはこのサイトとかを見てみていただければ。
(なお今回僕は普通に東京都で受験します)

 

全体的な試験範囲や問題の形式・出題傾向に関しては基本的にはそこまで地域ごとの差異はないんですが、「選択肢の数」と「科目の並び」に関してはある程度明確に地域ごとに違いがあるようです。

前述の『平成30年版 全国登録販売者試験過去問正解』とかで全国の過去問を実際に見てみていただければわかるんですが、まず「選択肢の数」に関しては、“四択問題と五択問題が混在してる”んですよね…

四択と五択の問題が両方出てくる地域もあれば、全問五択で統一されてる地域もあります。なお東京都(というか南関東地域)は全問五択のようです。

四択か五択かの違いは試験の難易度にかなり影響してくるので、全問五択の地域ははっきり言って不利な感じですねぇ…

 

そして「科目の並び」に関して、登録販売者試験の科目は

1.医薬品に共通する特性と基本的な知識(20問)

2.人体の働きと医薬品(20問)

3.主な医薬品とその作用(40問)

4.薬事関係法規・制度(20問)

5.医薬品の適正使用・安全対策(20問)

の5つがあるんですが、地域ごとにこの並びがまったくバラバラなんですよね。

東京都(南関東)では午前の試験で「1・2・4」、午後の試験で「3・5」科目を解くことになりますが、地域によって2や4の科目から問題がはじまるとか、3の科目が午前だったり午後だったりするっていう微妙な差異があります。

科目の並び順自体は解答にそこまで重大な影響を及ぼすわけでもありませんが、5科目のうち最もボリュームがあって暗記事項も細かい「3.主な医薬品とその作用(40問)」に関してだけは、これが午前にあるか午後にあるかで、試験当日の動きとかの戦略がちょっと変わってくる感じはしますね。

 

地域ごとに試験日程が違うので、試験問題が地域ごとに違うのはしょうがないし、選択肢の数が違うのもまあわからなくもないんですけど、なぜあえて科目の並び順までシャッフルする必要性があるのかについては…激しく謎ですね…

 

というかぶっちゃけ1・2・4・5の科目はわりと簡単なので、3の科目をいかに攻略するかが鍵となりそうです。

合格基準は「全体で70%以上かつ各科目35%以上」なんですが(県によって微妙に違いますが、東京都の場合)、今回はぶっちゃけ「1・2・4・5の科目で8~9割確保して、3の科目は最低ラインの35%とれればよしとする」作戦です。

3の科目は「主な医薬品とその作用」ということで、こないだ薬学検定で勉強した内容がけっこう流用できそうな感じではあるんですけど、それでもかなり覚えることがあってなかなかしんどいんですよね…

特に、漢方薬に関する内容はとてもじゃないけど覚えてられないので、漢方に関しては「捨て問題」として割り切ることにします(笑)

 

試験会場は水道橋駅最寄りの日本大学三崎町キャンパス。

午前の1・2・4の科目は確実に時間が余ると踏んで、あえて20分ほど遅刻しての入室です(笑)

(遅刻は30分まで可)

 

ということで午前の部試験。

120分間で五択問題を60問解きます。

 

「1.医薬品に共通する特性と基本的な知識(20問)」はまあ楽勝、「2.人体の働きと医薬品(20問)」「4.薬事関係法規・制度(20問)」もまあ8割くらいは解けてるのではないかと。

ただ、登録販売者試験では「誤りの選択肢をひとつ選べ」のようなシンプルな形式の問題はあまりなくて、正しい文章の組み合わせを選ぶ問題など、ちょっと複合的に正誤判定の吟味をしなければならない問題が多いので、解く時間に関しては想定よりもちょっと長めにかかってしまった感じではありましたね。

試験開始60分経過時点で途中退出可能ですが、65分くらい時点で途中退出しました。

 

昼休み、今回のキモとなる医薬品知識の暗記の最終詰め込みを励行し、午後試験へ…

 

ということで午後の部試験。

同じく120分間で五択問題を60問解きます。

 

「5.医薬品の適正使用・安全対策(20問)」はまあ7~8割くらいはいけてそうとして、「3.主な医薬品とその作用(40問)」はやっぱり難しかったというか、覚えきれていないところが多々ありましたね。

おそらくは3の科目で足切りラインの35%を超えてさえいれば全体で70%はいけてると思われますが、ちょっとこれは結果が出てみないと何ともいえません。なんとかいけてることを祈るばかりです。

あとやっぱり漢方の問題はほぼ無理でした(笑)

試験開始60分経過時点で途中退出。(午後は遅刻せず)

 

 

いや~しかし今回あらためて思ったのは、医薬品とか病状とか成分名とか物質名とかってほんと覚えるの大変ですよね。具体的な図版とかとあわせて覚えるならまだしも、テキストに載ってる字面だけから機械的に覚えようとするのはかなり無理がありますよねマジで。

というかあらためてやっぱり自分は生物系・医学系分野はあんまり向いてないなと思い知らされました(笑)

 

ではまた