試験日。
いやあどうもね、最近は【診断士】の実務補習で
日曜が丸ごとつぶれたりしていたせいで、
資格試験を受けに行くのも
2/5の【漢字検定1級】以来、実に1ヶ月ぶり。
てなわけで、なんかどーも
生活パターンが崩れちゃってるというか…
気分が乗らないというか… すっかり腑抜けてしまった最近、みたいな…
要するにあまりやる気がない状態で受けてきたということです。大丈夫か。
試験会場は、青山学院大学。
銀行業務検定は、「税務」とか「財務」とか「投資信託」とか、
銀行業務に関する様々な試験区分が設定されている資格試験なので(詳細はこちら)、
僕は今までに2004年の3/7、6/6、10/24、2005年の3/6、6/5と、
かれこれ5回くらいこの試験受けてるわけですけど、
その5回が5回とも試験会場がここ青山学院だったような気がするよ。
何か提携でもしているのかしら…。
今年の1月までは上野に住んでたので大人しく地下鉄で行ってたんですが、
2月に千代田区のほうに引っ越したので、今日は自転車で行ってみました。
所要時間…約40分。
手袋はもうちょっと要るかなあと思いますが、いよいよ春、という感じですなあ。
自転車で快走するのが気持ち良い季節になりました。
銀行業務検定はたくさん試験科目があるので、
午前午後で2科目受けるとかいう芸当をやらかすことも可能で、
実際今まではけっこう1日2科目とかで受けてたりもしたんですけれど、
今回は午前中にはあまり面白そうな科目がなかったので、
午後の「税務2級」一本に絞ったわけでした。
ということで試験は13:30からなんですが、10時頃には青山に着いたんで、
とりあえずBLENZ COFFEEに入って珈琲を飲みながら、最後の足掻き。
まあ、足掻きっていうほどヤバイ状態ってわけでもないですけどね。
1/22に【金融業務検定税務上級】を受けたときの知識が辛うじて残ってるってのもありますが、
問題集は一応一通り昨日のうちに読んではいたので…。
税務2級はけっこう過去問と同じ様〜な問題が出ることも多いので、
税法の基本的な部分をしっかりおさえておきさえすれば
問題集を一通り読むだけでなんとなく傾向はつかめます…たぶん。
ということで、既に一通り勉強していた部分の復習という感じで
過去3〜4回分くらいの過去問をペラペラと斜め読みしてたんですが、
…あれ? とんでもないことに気付いてしまった。
電卓忘れたorz
うおおーまいったなあ…税務2級で電卓なかったらちょっと死ねますよ。
でもまあ…無駄に早く来ておいてよかったというかなんというか…
12:30頃BLENZをあとにして、電卓を探しに周辺をふらふらとうろつきます。
近くに文房具やさんがあったので、一番小さくて安いやつを買いました。
しかしこれで無駄に700円強の出費…あぁorz
でもこの電卓、このサイズで√と±の機能がついてるってのは悪くないかも。
せめてもの救いといったところか…。
そうして装備を整えたところで青学入城。
銀行業務検定以外にもいろいろと試験が行われているようで、ちょっと分かりにくい。
試験会場の教室に向かうが、試験開始30分前までは入れず、ちょっと待ってから入室。
他の受験者の方々がゾロゾロと入ってくるのを見ていたんですけれど、
この科目、「税務」の試験区分では最難関なんですけど、
年齢層としては20〜30歳くらいの人が大半で、あと女性が思ったより多い。2割くらい。
受験率は7割くらいですかね…空席がけっこう多かったです。
試験開始。
「税務2級」は所得税・法人税・相続税・贈与税などについての知識を問う試験です。
大問が10問あって、それぞれの大問は〔質問1〕〔質問2〕からなり、
〔質問1〕は税務処理の知識を問う三択問題と、それに関連した簡単な論述問題、
〔質問2〕は「税額を計算せよ」的な記述問題です。
三択部分の配点は2点、残りの記述部分の配点が8点です。
6割以上の得点で合格で、試験時間は180分です。
※金融業務検定税務上級とくらべてみよう!
うーん、全体的に、思ったほど難しくはなかったかな?
けっこう過去問と同じよ〜な問題もあったし…。
以下、各大問の概要と、メモ的なコメント。
第1問 事業所得に関する所得税額計算
自家消費の場合の取扱は盲点だったな…すっかり忘れてた。
解答用紙の余白が大量に余って、あれ?なんか違うことしてる?って感じ。ちょっと不安。
第2問 不動産所得に関する総所得計算
所得マイナスのときって青色控除引かないんだっけ? 青色専従者の要件? 月払い?
大筋の流れは理解しつつも、細かいところの理解が不十分と思い知った。
第3問 株式に関する所得税額計算
株式税制はここ数年で変わりまくってるのでようわからん…
けどまあ…たぶんこれで合ってると思われる。
第4問 不動産の譲渡に関する税額計算
交換特例の要件? うう…
ここは正直、かなり怪しいです。
第5問 相続税の課税価格計算、主に不動産の評価について
これはかなり簡単だったと思う。
問題文は長いけど、計算問題もそんなに難しくないし…
第6問 相続税額計算、主に配偶者の相続税額軽減について
配偶者の相続税額軽減についての理解が不十分…
でも計算問題は簡単だったかな。
第7問 相続税額計算、主に相次相続控除について
相次相続控除ってなに? たぶんアレのことだよな…と適当に答えておいた。
計算問題は簡単だったと思いまふ。
第8問 相続時精算課税制度に関する贈与税額計算
これ楽勝だったと思う。過去問にも似たようなの出てたし。
…でも贈与税の基礎控除を引くのを忘れてたりして。見直してて気付いた。ほ。
第9問 売掛債権の貸倒引当金の評価
税務っていうより財務とか会計の範疇じゃないのか?
たぶん簡単だったと思う…
第10問 当期利益から法人税の所得金額を逆算
これほんとに毎回同じような問題出てない?
でも「損金算入できない租税を3つ挙げよ」と言われてウッ… 適当に答えときました。
…と、こう書くとなんか全然ダメな出来のようにも見えますが、
手応えとしてはお〜けっこういけてんじゃん?って感じでした。
時間的にもけっこう余裕を持って解くことができて、試験開始150分くらいで途中退出。
まあ、僕より早く退出しちゃってる方もけっこういましたがね…。
ということで、6割ならなんとかいけてんじゃないだろうか…
まあ、おとなしく待ちますよ。結果発表は4月下旬。