8月

23

2009

【社労士】ビッグブリッヂの死闘

ビッグサイト(試験後)
試験日。
なんですが試験がどうのということより、
家から試験会場の東京ビッグサイトまで
自転車でなんとわずか35分でついてしまったということが
僕にとっては大きな衝撃だった一日でした。
35分つったら普通に電車とゆりかもめを
使って行くのとそう変わんないよ!そんなもんなのかよ!
まあ種明かし(てほどのことでもないけど)をしますと、
単純に距離的にはたぶん50分前後かかるくらいなはずな感じなんですが、
銀座から晴海通りをひたすら南下していくコースをとると
晴海大橋と木遣り橋を越えていくことになりまして、
ここがまた全然人がいないし信号もないしでひたすら直線サイクリングになるわけです。
まあ日曜の朝じゃなかったらそうでもないのかもしれませんが、
ほぼノンストップで3kmくらい一気に進めるので、時間的にはそんなにかかんなかったもよう。
いやあそれにしても晴れた日の早朝の海沿い疾走は本当に気持ちよかったねえ!
いい運動になったわーまじで。
さてそろそろ本題に入ろうか。


試験会場の東京ビッグサイト東展示場5ホールに入ると、なんつうかもう人人人…
なんと受験者3,000名が一堂に詰め込まれているらしい。どんなだよ。
僕の今までの資格生活における、広すぎる試験会場ナンバーワン記録が
いともあっさりと塗り替えられました。ちなみに今までのナンバーワンはこれ
今回のホールの大きさは90m×90mくらいらしいんで、約8,000㎡!?
はあ!? バカじゃないの!?
あと、ビッグサイトなんで、第5ホールを一歩出ると
そこはもはや普通に週末のレジャームード満載というていたらくです。
社労士クラスの試験でこのシチュエーションはちょっとないわー。
もうちょっとゆるめの試験なら、あーこの試験終わったらちょっとぶらぶらしてこうかな〜
とかなるかもしれませんが、さすがにピリピリしててそんな余裕ないよ…
まあでも社労士クラスの規模の試験でもなければそもそもこんなとこで試験しないだろうけど…
ということで試験。
まず午前は選択式。
80分間で大問8問を解きます。
大問は5つの穴埋め形式の語群選択式問題からなります。
8科目の内訳は「労基・安衛」「労災」「雇保」「労働一般」
「社保一般」「健保」「厚年」「国年」。詳細は割愛させていただきます。
社労士試験の一番のネックは、やはり科目ごとの足切り。
総得点がどんなに高くても、1科目でも落とすと即アウトなんで、
これがまたどうにも受験者の不安を無駄に煽る要因になってると思います。
しかも午後の択一式ならまだ、各科目10問ずつの出題となるんでいいんですが
選択式は基本的に、各科目の特定のテーマに関する記述について
文章中の5つの穴を語群から選んで埋めるという問題なので、
(労働基準法なら「年次有給休暇」とか「賃金」とか「年少者」とか)
どんだけ満遍なく勉強していたつもりでも、もしたまたま
自分の不得意なテーマが出題されてしまったらなんつうかもう終わりですよね。
ほんと受験者泣かせの試験に仕上がってると思います。
得意分野に注力して苦手分野を切るという作戦をとることが
非常にリスクの高い戦略になってしまうのですから。
この試験制度つくった人は相当にSだよな〜
ということなんですが、今年の問題はまあ運よくなんとかこなせた的な手ごたえ。ほ。
いやまあ確実に大丈夫かと言われたらちょっと自信ないですが、たぶん通ったろう…
それだけに、午後の択一式の難しさには正直ひいた…
午後。択一式。
210分間で五肢択一式問題を7科目×10問=70問解きます。
7科目の内訳は「労基・安衛」「労災(徴収含む)」「雇保(徴収含む)」
「労働・社保一般」「健保」「厚年」「国年」と、午前とちょっと違うよ。
これがねーなんかやたら難しかったよ…
選択式が通れば択一式はなんとかなるだろうと思ってましたが、ちょっと甘かったか…
というか、70問も問題解かなきゃいけないんで正直疲れました。
単純計算して350個もの選択肢を吟味しなきゃいけないわけですから。
「国年」→「厚年」→「労基・安衛」→「労災(徴収含む)」→「雇保(徴収含む)」
→「労働・社保一般」→「健保」という順番で解いていきましたが、
「労災」を解き終わった時点でまだ半分しか終わってないという事実を
思い知らされたときの絶望感といったら…!!!
社労士試験受けたのは今回が初めてではないですが、
今まではわりと記念受験的なノリで適当に受けてたので
そんなにきついと思ったことはないのですが、
今回は初めてわりと頑張って受けたんでなんだかすごく疲れました(笑)
この試験制度つくった人は本当にSだよな〜
正直、210分も集中力もちません。半分に分けるか、もうちょっと問題少なくしてほしいね。
というか最初の話題に戻りますが、けっこう難しかったんですよこれが。
というより、あんなに難しくなかったらこんなに疲れない。
例年よりなんか普通に全然難しかったような気がしますが、僕だけかなあ…
というか去年はよくあんなに勉強しないで41点もとれたなあ…正直奇跡的だと思う。
まあ実際のところは受かる自信が全くないってほどでもないですし、
たぶん合格点に調整が入るので最後までどうなるかわかりませんゆえ
とりあえず今の時点ではこれ以上のコメントは差し控えさせていただきます。
自己採点もあえてしないで合格発表までドキドキしながら過ごすことにします。
ちなみに選択式は45分経過時点くらいで途中退出して、
択一式は150分くらいで全部解いて適当に時間をつぶしてました。
つーかこれも毎年すごい不満なんですけど、
択一式は途中退出すると問題用紙を持ち帰れないんですよね。もうなんなの!!!
せめて試験終了後に試験室に戻って回収するのは可とかそういう感じにしてほしい。
ということで正直もう二度と受けたくない試験ですが、鈴木の願いははたしてかなうのか?
運命の合格発表は、11月6日…
って
遅いよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この日は本当にぐっすり眠れましたとさ。おつかれ。

  1. べんちゃん より:

    合格発表までドキドキですね。今年も救済はあるのだろうか?
    足切り制度なくなればいいのにと思うのは私だけでしょうか?
    近く記述式が復活する前に合格したいですね!

  2. 鈴木秀明 より:

    まあたぶん合格点調整はされるでしょう、たぶん…
    足切りっていうか選択式とかもういらなくね?という気が個人的にはします。

  3. 大介 より:

    社労士と試験範囲が重複し、社労士試験対策の準備となる試験は、例えば、FP、DCプランナーなどの他にどういったものがありますか?

  4. 鈴木秀明 より:

    お!いい質問ですね!(えらそう)
    年金系だと銀行業務検定年金アドバイザーとか定年力検定などのお金系資格がなにげにいろいろありますけど、労務系とか雇用・健保ってあんまり関連資格ないかも…
    強いて挙げるとしたら法学検定で労働法とるとか、ビジネス・キャリア検定の人事系科目とか…あと一般常識系はニュース時事能力検定などで微妙に学べるかもしれない。
    しかしどの資格も社労士の下準備として使うにはちょっと遠回りすぎる印象は正直ぬぐえません…
    もっとこういうのもあるよ!というのをご存じのかたはぜひ追撃コメントください。

  5. 匿名 より:

    なるほど、コメントありがとうございます。
    FP2級、DCプランナー2級はすでに取得しているので、「次は社労士じゃ!!」という意気込みでいます。
    年金アドバイザーは確かに良いかもしれませんね。
    ところで、鈴木さんは、DCプランナーは合格後に登録されましたか?何かと維持費の高い資格ですよね。

  6. 鈴木秀明 より:

    年金系以外にももっといろいろあるといいんですが…特に労務系は昨今いろいろ訴訟とかも増えてる気がするので、なんかそれっぽい検定があってもいいのではと思いますね。
    DCプランナーはどうせ登録するなら1級受かったときにしようと思ってたので2級登録はしてません。しかしけっこうめんどそうだし更新料も安くないみたいので、まああえてする必要もないかなあ…とは思ってます。

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