1月

15

2006

【国連英検B級2次】英語で喋れだなんて


試験日。
12/19の【消防設備士甲種第1類】以来、
約4週間振りの資格試験ってことで
よっしゃァーやったらァーという感じではあるんですが
いきなり英語とはねぇ…しかも面接…。
資格マニアとか銘打ってますが、何を隠そう、この僕、
面接試験の経験は実はほとんどなかったりします。
公務員試験と院試と就活を除くと、12/11の【中小企業診断士2次口述】がなので…。
別に対人恐怖症ってわけじゃないし、たまたま今まで受けてこなかっただけなので、
面接が苦手だとかそういうわけでもないんですが、
英語で喋ったり聴いたりしろと言われるのはまた別の話なわけですよ…。
うわぁ〜1次は通ったけど2次はどうかなぁ〜という感じで恐る恐る受けて参りました。


とかいいつつもほとんど試験勉強らしきことはしていなくて、
国連英検の面接試験用の参考書(これ)を読んだくらい。やる気ねぇー
国連英検の面接試験では、レベルの高い「特A級」「A級」では
医学政治学などに絡んだ専門的な質問がなされるそうなんですが、
今回僕が受ける「B級」では、そういう専門性の高い事項ではなく
どっちかというと日常会話とか一般常識な感じの質問がなされるようです。
まず、事前に配られる「面接シート」に、自分の家族構成とか趣味とか海外経験とか
といった事項を書いて、それに沿って会話が進むとか。
あとは昨今の国際情勢とか国連についての話題とかを振ってくるようです。面接時間は7分
…となると、だいたい質問事項はパターン化されるだろうなという予想はつくのですが
大した対策もせずに今日の試験の日を迎えてしまいました…。
試験会場は巣鴨にあるJTBトラベルカレッジという専門学校みたいなところ。
実はここは初めてではなくて、去年5/22の【旅行業英検】のときもここに受けに来ました。
奇しくも、どちらも英語の資格試験…ではありますが…果たして。
受付を済ますと、「面接シート」を渡され、受験者控え室に通されます。
集合時刻の13時より若干早めに行ったんですが、
なんか早いもん順で試験を既に始めているみたいだったなあ…。
控え室にはA級の受験者とB級の受験者がいたみたいですが、
なんか女の人が多くて、若い学生さんがほとんどしたね。
国連英検のA級〜B級っていうと、普通の【英検】1級〜準1級に相当するとかきいてたので
もうちょい年輩の層が多いかなと思ってたんですが、そうでもないみたいですね…。
「面接シートを書き終え次第、試験官に従って試験室へ向かって下さい」とか言わたので
面接シートを記入します。記入事項は、上記の参考書に載ってたのとだいたい同じで、
「家族構成」「住所」「職業」「特技」「専攻」「趣味・関心」「愛読する作家・愛読書」
「尊敬する人物」「海外経験」といったところ。書きたくないところは書かなくていいそうですが。
試験官について試験室前まで行き、前の受験者が試験を終えるまでしばらく待ちます。
ちょっとだけ会話の内容が聞こえてくる…
「Your English is very good!!」みたいな会話が聞こえてきて、なんだか緊張度UP。あぁー
そうこうしているうちに、前の受験者がSmileを浮かべて出てきました。
うまくいったんだろうなあ…。
その後2分ほど待って、試験室に入ります。
やや広めの教室の真ん中に椅子・机が2組置いてあって、
向こう側の椅子に試験官のお兄さんが座ってます。
30代くらいの、感じのよさげな方。面接シートを手渡し、椅子に座ります。
以下、会話の内容(主に日本語訳)。
ただしホントは試験官の方はこんなことは言っていなかったのかもしれないし、
僕の言いたかったことが英語でちゃんと伝わっていたのかは分かりませんが。
試 「Ah〜, “Hideaki”?」
僕 「はいっ」
   (はいじゃねぇだろ〜)
試 「Hm…」(面接シートを読む)
僕 「…」(ドキドキ)
試 「(英語で)学生さんですか。どこの学校?」
僕 「Tokyo University.」
試 「専攻は経済ですか。なぜ経済を専攻しようと思ったのですか」
僕 「え〜っと、僕今大学院生なんですが、学部時代は理学部でして」
試 「ほう」
僕 「なんですけど理学の道を諦めまして」
試 「ほう」
僕 「数学や統計を使うので理系から入りやすい経済を選んだのです」
   (我ながらネガティヴな理由やのぉ)
試 「なるほど。では…あなたはfree timeに何をしますか?」
僕 「はい、面接シートにも書いたんですが僕資格取得が趣味でして」
試 「Oh?」
僕 「Financial Planner, Kanji, Foreign Languages, Aromatherapy, and so on…」
試 「Kanji?」
僕 「Chinese character.」
試 「Oh, I see.」
僕 「なので暇な日は資格の勉強をしています。」
試 「なるほど。では…最近の国際ニュースの話題で興味があることは?」
僕 「うぐっ」
   (この質問は絶対来るよね。予想しておいてしかるべきだよね)
試 「?」
僕 「僕テレビ見ないんであんまりよく分かんないんですけど…」
   (そんな言い訳をして何になる…)
試 「Ah?」
僕 「…とっ…鳥インフルエンザ…とか…」
試 「ほう。なぜ?」
僕 「なぜって…うぅーむ…」
試 「…」(無言のプレッシャー)
僕 「友達がこないだタイに行って…鳥インフルエンザ怖えーって言ってて…」
試 「ふむ」
僕 「まあ結局無事に帰ってきてよかったですが、怖いですよねー」
試 「ふむ。じゃあ、もし鳥インフルエンザが日本に上陸したらどうする?」
僕 「えぇっ!? どうするって…」
試 「…」(じっと見つめてくる)
僕 「…」(うおおおおお)
試 「…」
僕 「… Sorry, I have no idea.」
試 「OK、じゃあアメリカだったらどうかな?」
僕 「えぇー…」
試 「…」
僕 「輸出が…輸入が…えーと…」
試 「…」
僕 「無理っす」
試 「…OK、じゃあこれで試験は終わりです」
僕 「…ありがとうございました」(あ、もうそんな時間か…)
…という感じでした。なっ情けねぇー。やっぱちゃんとネタ仕込んどかんと無理やなあ…。
普通に考えて無理です。絶望的な気分で結果通知を待つこととします。ではまた。

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