10月

15

2006

【日本語教育能力検定】11号館にて


試験日。
アルク様からなかば強制的に(笑)
コレ受けてくださいよと言われていた、
日本語教育能力検定の試験日がとうとうやってきましたよ。
勉強してねえーorz
しかも試験会場は、東大時代2年間通っていた駒場キャンパス。
懐かしいけどちょっと遠いよ。まあがんばりましょう。


日本語教育能力検定は、「試験I」「試験II(聴解)」「試験III」の3科目にわかれており、
試験Iと試験IIIは100点満点、試験II(聴解)は40点満点なんだそうですが…
この試験の合格基準はちょっと特殊で、合格率が20%で固定されており、
合格基準点は試験のつど設定されるということになっています。
要するに上位5分の1に入ればよいということで、
まあ7割とれればいけんじゃね的なことがいわれているのですが…はてさて。
試験I
90分で、五択問題20問くらいと、四択問題80問くらい解きます。
多いな…orz
配られたマークシートの回答欄の多さを目の当たりにしてちょっと嫌になりました。
試験Iの内容は、まーなんつうか基礎的な知識を問います的な問題で
・次の「ている」のうち用法が他と異なるものはどれか
・次の反義語の対のうち他と性質の異なるものはどれか
みたいなけっこうおもしろい問題が出たりもします。
あとは、文法論や教育論的な知識問題で、いわゆる「国語」的な問題とか
この人物は誰かな、みたいな、知ってないと解けない問題とかが出てました。
国語は実は意外と得意だったりしたので、なんとなくサクサク解いてみました。
もう完全に暗記してないと解けませんな問題とかは、
どうせ他の人もわかんねーよと開き直ったりしてね。
で70分くらいで全部解いたんですが、
この試験は試験時間中の途中退出ができないので20分くらい暇を持て余して終了。
昼休み。
駒場キャンパスの変わり様に驚愕しながら構内をうろついていたら
偶然にも大学時代のサークルの後輩に会ったので、
サークル部屋に入れてもらって近況報告などを。
勉強(最後の足掻き)を少しくらいはするつもりだったんですがね…まあいいか。
試験II(聴解)
60分で四択問題を40問くらい解きます。
この科目はまあリスニング試験なんですけど、
・発された文のアクセントがどんな感じだったか
・教師と学習者の会話の特徴はどんなところか
・読まれた4つの文に含まれる4つの「りゃ」のうち、性質が異なるものはどれか
みたいなのが出ます。
リスニング問題っていうのは基本的に苦手なので(汗)
どうかなー大丈夫かなーとちょっと不安だったんですが、
まあ思ってたほどでもなかったですかねえ。
会話の特徴とか「りゃ」とかなんてえのは本質的にはリスニング力とは関係ないし。
調音法とか舌の動きみたいなところはほとんど勉強してませんでしたので、
このあたりの出来は微妙でしたが…まあそんなに悪くはないのではないかと。
ラスト、試験III
120分で、四択問題80問くらいと、100字程度の記述問題4問解きます。
多いよorz
内容としては、ラスト科目ってことで、ちょいと発展的な内容といいますか、
日本語の授業例のモデルが提示されて、これの問題点は何かとかいう問題も出ますが、
あとはまあー、試験Iの問題よりちょっとだけボリュームがあるかな的な感じで
必ずしも試験Iの内容と明確な線引きができるというわけでもないという感じ。
で記述問題は、授業例の問題点と活動案みたいなのを書けという問題なんですが
想像していたほどではなかったかも。身構えるほどでもなかったかな。
60分で四択問題を解いて、あとは記述問題にじっくり時間をかけて
50分くらい無駄にかけて適当なことを書いてみました。どうかな。
感想としては、さすがに勉強不足がちょっと響いたかなという印象はありつつも
ちょっと付け焼き刃で勉強したくらいでは
そんなに劇的に結果が変わることはない内容なのかなと。
ちょうど、センター試験の国語みたいな感じでさあ。
たぶん数日中にアルク様のサイトに解答速報が出るかと思われますが、
合格基準点がわからんので最終的な合否は合格発表当日まで何ともいえないんですよねー
もどかしいな

コメントを残す