本日はタイトルのとおり日本城郭検定準1級と銀行業務検定法人融資渉外2級のダブル受験でござるよー。
まず午前中は新小岩の東京聖栄大学で城郭検定準1級です。
それにしても最近日販さんの検定は東京聖栄大学が多いな…駅からすごい近い(徒歩1分)のはいいけど新小岩は少々都心から離れてるので、一日に複数個試験受ける日とかは若干移動が大変だったりしますよ。
というか東京聖栄大学はせいえいと読むのかしょうえいと読むのか、何度も来てるくせに知らなかったのですが、せいえいが正しいらしい。次来るときはまた忘れてそうですが(汗)
会場へ着くと城郭検定のマスコットのシロッぷくんが迎えてくれて、なんともほんわかした気持ちになってしまいますが、実は正直、今回の試験は全然自信がないです…
日本城郭検定の過去の受験履歴としては2013年12月1日の試験で2級に合格、2014年6月1日の試験で準1級に不合格を喫しておりますが、城ってマジで奥が深すぎて、覚えることが大量にありすぎるんですよね。
城郭検定の公式テキストや公認参考書が検定公式サイトにいっぱい紹介されてますが、明らかにこれらの書籍の内容にとどまらない知識が問われますからね。正直何をどう勉強すれば受かるのかわからない。
かつ準1級クラスだと過去問からの流用もほとんどないっぽい…ってことなんで、受ける前からもうかなり勝負自体は投げてる感じです。まあ過去問が1回分手に入るからよしとするかなくらいな感じで。でも過去問からの繰り返し出題がさほどないのであんま意味ないですけどね。
とか言ってるわりには実はそれなりに試験勉強はしてきたつもりではあって、実際やったこととしては2級と準1級の過去問を一通り復習したり、参考書のうち「日本城郭検定公式問題集 〈日本100名城編〉」「もっと知りたい100名城 古代・中世の城編」「もっと知りたい100名城 近世の城編」「現存12天守めぐりの旅」「戦国大名の城を読む」を読んだりしたくらいの勉強はやりました。でも正直全然足りない…まあ何回か受けてなんとか糸口を見出すしかないですかね。というか準1級でこのレベルって、1級はどんなんなんだ…
ということで試験。
60分間で四択問題を100問解きます。
結論から言うとやはりムズい。まともに解けた問題は3割くらいかな…
過去問からの使い回し問題がたぶん2~3割くらい?
あとは持てる知識をできる限り総動員して解きましたけど、はたしてどこまで正解できているか…合格点の70点にはおそらく届いていないだろうなあ。
まあ試験問題としては非常によくできているというか、解きごたえのある内容かなとは思いますけどね。
日販さんの試験は正直いつも時間が余ってしょうがない(途中退出できないし)のですが今回は珍しく60分ほぼめいっぱい使った感じでした。まあ時間かけて考えても解けないものは解けないタイプの問題なので、時間めいっぱい使ってもあまり意味ない気はしますが。
そんなこんなで午後は蒲田の東京工科大学に移動して、銀行業務検定法人融資渉外2級。
城郭検定が11:50終了、銀行業務検定が13:30開始で、新小岩→蒲田は40分くらいかかるので、移動がきついってほどでもないけどそんなに余裕はない感じ。銀行業務検定は遅刻が一切認められないっぽいからなー。
というか新小岩→(総武線快速)→品川→(京浜東北線)→蒲田というルートで移動したんですが、総武線快速がめちゃめちゃ混んでいてびびる。日曜昼間なのに通勤ラッシュ並に混んでるんですが。正直なめてた。
素直に普通の総武線で秋葉原に出るルートのほうがよかったかな。次にこういう移動のパターンがあったら総武線快速はやめとこう。たぶんないけど。
というか東京工科大学なんていうとこで試験受けることがまずないですからね。銀行業務検定はだいたいいつも青山学院か立教(池袋)あたりでやるのになんでよりによって今回は蒲田なんでしょうか。
蒲田で試験なんて鈴木史上初じゃないかなーと一瞬思いましたが、過去の履歴を調べてみたら1回だけありました。2012年5月13日の鉄道テーマ検定!!!
そういえばあんとき蒲田来たなー1回だけ。当時の試験会場は「日本工学院」でしたけど、日本工学院と東京工科大学って同じ学校法人のグループで、蒲田キャンパスにはその2校の両方の校舎があるんだよね。そういえばそうだった。
というか鉄道テーマ検定は今年やるのかな…落ちっぱなしになってるのでリベンジしたいけど、はたして次回があるかどうか。
さて、銀行業務検定の法人融資渉外2級という科目についてですが、この科目、これまで取得してきた財務2級とか証券2級とかデリバティブ3級みたいな科目とは若干異質な感じ。
というのも、基本、銀行業務検定の各科目って、科目名のとおり財務とか証券とか法務っていう、ある特定の分野の知識・技能に特化した内容になってるわけですけど、法人融資渉外って科目は法人営業に関わるいろんな分野の知識・技能を横断的に問う感じなんですね。
大問が10問あって、それぞれが「こういう取引先企業からこういう相談を受けました」的な事例問題になってるわけですが、内容としては法務、財務、外為、リスク管理、事業承継など、かなり幅広い分野の知識が必要になる感じ。
これまで受けてきた科目の総まとめみたいな感じになるわけなんで、何科目か内容のかぶる科目を先に受験してから受けるのがよいのかもしれませんね。
…という事実を今回この科目の過去問を実際に見てみて初めて知ったけど。
というか過去問を見る限りでは、意外と出題傾向自体はけっこうパターン化されてるっぽい。
たとえば財務分析系の問題は毎回だいたい同じような指標の値を計算させる問題が出るし、法務や外為系の問題はだいたいいつも同じようなテーマが出題される、みたいな。
言うなれば意外と「広く浅く」という感じっぽいので、自分のこれまでの知識の蓄積を過信しつつ勉強量としてはだいぶ適当な感じで試験に挑みましたが、はたして…!?
試験。
180分間で大問を10問解きます。各大問は問1と問2から成っていて、基本全部計算問題か記述問題です。
いやぁ、銀行業務検定の2級科目はだいぶ久々に受けましたけど(2012年10月28日の証券2級以来かな)、やっぱりしんどいなぁ(´Д` )180分がすげー短く感じますわ…大問1問あたり18分しかかけられないからね…
一応言っとくと銀行業務検定は2級が最高位で1級はありません。2級が普通の検定でいう1級相当クラスの難易度かと思います。
以下、大問ごとのひとことコメント。
【大問I】手形や掛の残高から増加運転資金を出したりする問題。過去問に似たようなのがあった。まあ解けたかなあとは。
【II】問1が取引先企業へのヒアリング事項、問2が損益分岐点分析とか。まあ書けたかとは。
【III】問1がM&A関連で問2が安全余裕率の算出。そんなに難しくはないかと。
【IV】資金繰りに関する財務分析の問題。空欄に数値埋める問題は若干意味不明で埋められなかったところが…
【V】貿易取引の問題。問1は過去問とまったくといっていいほど同じじゃねこれ。問2はよくわからず時間もなかったので適当。
【VI】決算書データから融通手形操作を見極めろ!というちょっとパズルみたいな?問題。過去問とほぼ同じ。
【VII】労働生産性に関する財務分析の問題。問2は出題の意図がよくわからず適当なことしか書けなかったがはたして…
【VIII】融資管理の問題。いまいちよくわからないが適当に答えておいた。
【IX】債権回収・債権保全に関する法務的な問題。まあ書けたかとは思うけど厳密さには欠けるかも。
【X】暴力団排除に関する問題。ちと実務的・専門的な知識が必要っぽいので適当なことしか書けず。ラストに残した問題なので時間も足りなかったー。
結論からいうと意外と手応えは悪くない。完答はできなくてもある程度書けていれば部分点がもらえたりはするようだし、これだけ書けてれば合格基準の6割はもらえてるんじゃないかなという感じではある。
まあだいたい出来に自信があるときほど意外と落ちてたりするので、あまりあてになりませんけどね…
という感じで今日は2つともかなり頭使う系でかつめいっぱい時間使う系の試験でしたのでかなり疲れました。合計すると4時間ほどフルで頭使ってた感じか…
ではまた来週(笑)
鈴木さん、こんにちは。
銀行業務検定の会場名が、2014年度まで「都内中央」だったのが、2015年度から「東京23区」に変わったので、何かあると思っていましたが、蒲田駅前でしたか。2つの試験受験と移動お疲れ様でした。
ああ、そういえばそんなマイナーチェンジがありましたねえ。
銀行業務検定といえば青山学院大なんですけどねー僕の中では。