2月

15

2009

【箸検定 ベーシック】花粉ニ殺サレル。

こどもの樹
本日は待ちに待った箸検定の日ですが、
正直言って花粉症です。うおお…
だいたい毎年みんなより早く症状が出はじめて
みんなより早く治るという感じなのですが、
今年は先週くらいからちょっとつらい感じです。は、鼻水が…!!!
そして今日も朝はけっこう体調悪かったんですが
昼にはわりとよくなってきたので、
青山学院大の正面にそびえたつこどもの城へ。
青学は銀行業務検定をはじめとしていろんな試験でお世話になってるので
なんか道の反対側に岡本太郎的なオブジェが立ってんなあと毎度横目で見てたんですが
ここがあの噂のこどもの城というやつだったんですね。
ということで今日はそんな童心に帰れるようなところで試験なのですねアハハと思ってたら
こどもの城本館9階が普通に研修室とかがあるスペースになってて、
別にたいしてこどもの城っぽくもなく普通に講習&試験受けてきました。アハハ。


ということでそろそろ本題に入ろうかと思いますが…
鈴木が8月4日(箸の日)生まれということで
箸検定にはどこか運命的なものを感じており、All Aboutの過去記事でも
 『もぎ箸、刺し箸、迷い箸?「箸検定」誕生!
 『建国記念の日記念!?日本文化を学べる検定!
と、一度ならず二度までもご紹介してます。ぜひこちらもチェックしてね。
で今回が記念すべき第1回試験ということになるわけで、
出題の傾向とかもいまひとつ読めない感じだったんですが
箸検定は講習+試験+実技という構成になっているとのことなので
まあたぶん講習で勉強したことがそのまま試験に出るパターンだろうと踏んで
ほぼノー勉(勉強してないの意)で本日に臨んだわけですが、はたしてどう出るか…
というか僕、ぶっちゃけ講習受けるタイプの資格試験って初めてなんすよね。
こういう系って無駄に高い受講料とるぼったく(略)みたいのとかがあったりとか
必要以上に時間を拘束されたりとかするので、あまりいいイメージがないというか…
あと、金さえ出せば誰でもとれるみたいなイメージありますからね。
あえてそういう資格をとってもどうなのか…という感じでさぁ。
こないだの日記でもちょっと書きましたが、
僕の専門分野は普通の筆記試験メインの資格試験にだいぶ偏ってるので、
そこらへんはどうぞあらかじめご了承くださいませね。
って全然本題入ってねー!!!
ということで研修室に入ってみると、今回の受験者数は40名くらい。(たぶん)
男女比は2:8くらいで、若い女性がかなり多かったです。へえ…
で自分の座席に向かうと、机上にテキストとお箸とお茶碗が。こ、これは…!?
んでテキストをぺらぺらと読みながら開講時間を待っていると、
本日の講師であり日本箸文化協会の代表であらせられる
小倉朋子先生がいらっしゃったので、はじめましてのご挨拶を。
箸検定をAll About記事に掲載するに際してメールでのやりとりはしてたんですが
お会いするのは本日がはじめて。公式サイトの写真のイメージそのままのprettyな方でした。
いやあ今後ともいろいろとコラボさせていただきたいものです。
なんせ俺は箸の日生まれの箸っ子だから!!!(謎)
それはそうと小倉先生は実は相当の資格ホルダーでもいらっしゃって、
取得資格数は100数十個にも及ぶとのこと(!!!)
いやまじですごいですよ。なんかほんと運命的なものを感じることを禁じ得ない。
って全然試験の話してねー!!!
ということで13:30、第1回箸検定のプログラム開始。
はじめに2時間の講習by小倉先生ののち、試験約20分→実技試験少々とのこと。
で福井放送から取材がきてまして、今日のニュースかなんかで放送されるらしいすね。
というかもうされとる!!!(詳しくはこちら
最初は「なんで福井?」と思ったのですが
今日の講習ではじめて知ったんですけど、福井県小浜市の若狭塗が
伝統的な塗り箸の産地として有名なんだそうですね。
小浜市といえばオバマ氏ですが、オバマ氏の誕生日も8月4日なんすよね。
なんというか本当に、数奇なる運命に弄ばれているとしか思えません。
ちなみに机上に置いてあった箸も、兵左衛門っていう福井のブランドだそうで。
このブランドのお箸がオバマ氏に贈呈されたらしい。すごい。
さてさて講習では、日本箸文化協会が設立されたきっかけの話からはじまり
われわれの生活と箸のかかわり、箸の歴史と文化、箸の種類、
箸の選び方、箸のマナー、箸の持ち方などのお話をされたわけですが
正直言って俺は感動したよ!!! たしかに日本の箸文化ってスゲェよ。
箸の使い方やマナーって、日本人の精神性と深くつながっているんスね。
というか小倉先生の講演すごく良かったス。マジパネエす。
あと個人的には、割り箸の種類の話にひそかに感動してました。
割り箸って何気なく使ってるけど、言われてみるといろいろと形状に違いがあるよね!
「元禄箸」ってよく聞くわりに意味とかはよくわかってなかったんですが、
へえ〜こういう形の割り箸を元禄箸っていうのか。そういえばそうかも。
講習の最後に、きたるべき実技試験に向けて
机上に置いてあった箸を使って箸の基本的持ち方講座をやったんですが
僕自分では正しく箸を持ててるつもりだったんですが、どうやら実はそうでもないらしい。
これが正しい持ち方です的な持ち方をやってみると、
一見ちゃんとできてるようにも見えるけど、なんか指に変な力がかかってる感じ。
これで食事に支障があるわけではないけれど、パーフェクトではないということなのか…
というか小倉先生の箸遣いもかなりハンパねえ感じで
箸を「正しい持ち方」で持ったまま、二本の箸を直角に開いたりとか、俺にはできねえす…
日本人で「正しい箸の持ち方」ができている人は2割くらいだそうなんで、
私はできてるもーんという方もぜひ一度専門家にみてもらうといいと思うよ。
たぶんできてないから。
で15分間の休憩をはさんで試験。
20分間で四択とか五択とか選択式の問題を25問解きます。
まあ講義をちゃんと聞いていれば満点近くは普通にとれる試験だったのでよかったです。
で最後、ちょっとした実技試験。
箸の基本姿勢と、上側の箸を上下に動かす動作を審査員に見てもらいます。
といっても別室に移ってひとりずつ…とかではなく
普通に審査員が受験者の座席を一人ずつまわって見ていく感じね。
まあ、普通にできてたと思うけど…
で試験の合否はてっきり今日すぐ出るものと思ってたんですが、
2月下旬に発表されるらしい。ガーン!!!
合否は筆記試験と実技試験の結果を勘案して決定されるそうですが、
筆記試験のみダメだった人は、次回第2回試験で筆記試験のみリベンジすれば可だそうで
実技試験のみダメだった人は、3月に開催される箸の使い方講座を受講して
うまいこといけば実技合格ってことになるそうです。
っていうか、ハイいいですよーと適当に見られて終わった実技試験が
もしかしたら普通に落ちてるという可能性もなくはないわけか…
よっぽど変な握り方とかしてなければまぁ大丈夫なんじゃないかと思うけど、
これで落ちてたら悲しいね。筆記試験はまず間違いなく大丈夫だと思うが…
さて最後に、次回箸検定の宣伝ですが
箸検定第2回は4月18日(土)に早くも予定されてます。
申込締切は4月2日(木)、くわしくはこちら
受験料はたしかにちょっと値が張るような気もするけど、
講習つきでおまけにお土産に箸までもらえるので決して高くはないっ!と思う。
あと個人的には、ベーシック以降の上位級が気になりますね…
「エキスパート」級とかもおいおい創設されるらしいですが…
んじゃま、今日はそんなとこで。

  1. べんちゃん より:

    で、合格したのですか?

  2. 鈴木秀明 より:

    ちょ、まだ記事編集中ですよ!!!
    結果は今日中に出るかと思ってたんですが出ませんでした。

  3. もやもや より:

    当日講義を聴いて、いきなり試験という検定。。。。
    不思議です

  4. 鈴木秀明 より:

    んー、でもけっこうたくさんありますよ。講義メインで最後に試験やるっていう資格。
    国家資格でも食品衛生責任者とかってそんな感じだと思いますし。
    まぁ最後の試験はほんとに形式的にやるだけっていう例も多そうですし、講義メインにすることで受講料を高めに設定できるっていう目論見でやってる資格もけっこうありそうな気はしますけど。

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