資格マニア鈴木秀明のシカクロードより道

試験日。
はじめに言っとくけど、僕は別に坂本龍馬とか
好きってわけじゃ全然ないんだからね！
幕末の志士で好きな人を挙げるとしたら、久坂玄瑞かな。
なぜなら名前の響きがなんとなくかっこいいから。
あと木戸孝允とか、苦労人でやけに人間くさいエピソードが
いろいろ残ってるあたり好き。桂小五郎っていう名前もいいよね。
それと吉田松陰みたいな行動力のある天才タイプもいいですよね。
あ、ちなみに僕8月4日生まれなんで、松陰と同じ誕生日なんですよ。
まあ松陰の生年月日である文政13年8月4日ってのは、
西暦でいうと1830年9月20日なんだそうですが…
とかウダウダ言ってるけど、正直僕、幕末以降の歴史ってすげー弱いんですよね。
なんかいつも歴史って江戸中期くらいでだれちゃう。
なんでかなーと思って冷静に考えてみたら、
龍馬もそうだけど、幕末以降の歴史人物って、
写真が普通に残ってたりするじゃないですか。たぶんアレがダメなんだ。
歴史ってのはなんというかロマンであり
歴史画とか観ながら太古の昔に想像を馳せるのが楽しいのであって、
いきなり写真とか出てくると、ロマンというよりリアルな部分が多くなって
なんだこれもうかなり現代に近いとこまできてんじゃんとか思っちゃって
それはただ「古臭い」ものでしかなくなっちゃうんですよね。僕にとっては。
その境目がまさに幕末っていう時代なわけで…ってそんなことはどうでもいい。

試験会場は、市ヶ谷にある法政大学。
ここでは同時に「家庭菜園検定」もやってて、まあ実はこのあとこれも受けるんですけど、
これはたぶんどっちも検定、受け付けてますの管轄の検定だから、
どっちもいっしょのところでやってるんだろうね。
ちなみに本日は、坂本龍馬の初級と、家庭菜園の2級を受けます。
龍馬のほうは「脱藩」「初級」「中級」が今回実施されるんですが、
中級はたぶん無理だなーと思って初級にしました。
ちなみに脱藩ってのは初級よりさらに下の入門レベルで
今回の第2回試験限定で実施される試験級なんで
資格マニアとしては若干心が揺れ動くものがありましたが、まあいいかなって。
ちなみに合格基準は3区分とも相対評価となっていて、
脱藩が全受験者の上位80%、初級が70%、中級が30%に入れば合格という話なんで
脱藩ももし龍馬フリークの受験者が大量にいたとしたら合格はそう簡単でもないかもしれないし
中級もうまいこと受験テクニックとかを駆使すれば上位30%くらいには入れる可能性も
ないことないかもしれませんが、まあいいや今回は。とりあえず全力で初級をとりにいくぞ！
試験。
60分間で四択問題を100問解きます。
初級なんで比較的簡単ではありましたが、簡単すぎず難しすぎずというか、
ときどきなかなか骨のあるマニアックな問題が出てたりするので
中級以上クラスの人でも満点近くとるのは難しいかもしれない、というくらいの
いい感じで初級な問題だったと思います。（あくまで鈴木基準でですが…）
公式テキストは結局後半は流し読みで終わった的な感じになってしまったし、
公式問題集は龍馬研究家9名によるオムニバス形式っていう
ちょっと変わったタイプの問題集なので、こっからどれだけ出るかなーという感じだったんですが
けっこう「あっこれテキストに微妙に書いてあったな」とか
「問題集の問題に似たようなのがあったな」的な問題がちょこちょこあったんで
とりあえず公式参考書は一通り読んどいてよかったという感じでした。
たぶん少なくとも7割くらいはとれてんじゃあないか…？
まあ結局合否基準は相対評価で、上位70%に入んないといけないので、
結果が出るまではなんともいえませんけども…
30分くらいで全部解き終わるものの、途中退出できないのがちょっと。
家庭菜園検定の勉強を直前に少しでも多く詰め込みたいのですがッ…!!!
あと問題用紙を持ち帰らしてくんないのもちょっとねー。
まあ、「検定、受け付けてます」のやってる検定はそういうの多いすけど。
ということで解答用紙回収後ソッコー外出て、
時間ギリギリまで次の家庭菜園検定の勉強ッ!!!　オラーッ!!!　（次回につづく）