2月

16

2006

【診断士】実務補習第9日 -無理だと思います。-

どうお?このロゴ
中休みから一夜明け、実務補習第9日。
うぅーんやっぱり休みが一日だけじゃあ
大した骨休めにはならないなあ。
というかむしろ、なんか体調がよくない感じ。
風邪でもひいたかなあ…。
しかもとか降ってるしさぁ〜。
ただでさえ通勤人が多くてうざい中央通りに、
今日は傘が咲き乱れていてさらにうざい。なんとかして。


いつものように中小企業会館に着いてみると、全然人がいなーい
僕らの班の他には3〜4班くらいがほそぼそとやってる感じで、いつもとは大違いです。
今日から実務補習15日間コースの後半がスタートしたわけですが、
15日間コースの他に「8日間コース」という、その名の通りちょっと期間の短いコースもあって、
8日間コースの方々は一昨日で受講を修了したので
こんなに人が少なくなっているのではないかという噂。
あと、今日は15日コース後半の初日ということで、企業へのヒアリングや各種調査に
行っている班が多かったのではないかという説も有力です。
じゃあなんでお前らは外回りに行かないのかって?
なぜなら僕らは前半の最終日に、2件目の企業のヒアリングもやってしまってたからで、
今日は内容整理とかそういうのをやる日なわけでした。
別に、他の班より出遅れているというわけではないです。たぶん。
本日の作業。
9時。集合。
まず、雑談しつつ後半の役割分担を確認。
Aさん…営業 Bさん…情報 Cさん…事業戦略 Dさん…事業開発 Eさん…財務 僕…人材
という割当てでいきます。
あと、班長がDさんからAさんへ交代しました。
その後、例によって例のごとく「SWOT分析」を行い、
企業が直面している外部環境や、「強み」「弱み」などの内部要素を確認していきます。
…しかし、この企業のケースはなかなかやりにくいなあ。
一見「強み」に見えるものが本当に強みといえるものなのかよく分からないし、
社長の考えていることや行動について疑問を覚える点も多いし、
いったいどこから攻めればいいのか、正直よく分かりません。
そんなふうに悶々としてると、担当診断士の先生が現れます。
が…特に積極的に議論に加わってくるというわけでもなく、
なんか普通に放任されてる感じがするなあ。まあ事例2件目だしね…。
あーだこーだ言いつつ、とりあえずの方針を定めて、飯へ。
12時。班員6名で昼飯。
中小企業会館近くの、夜は居酒屋で昼は飯屋みたいなお店で、
980円の黒豚御膳(だったかな)を食う…というか、Cさんにおごってもらう
そしてその後ベローチェに行き、Eさんにミルクティーをおごってもらう
あぁ…私は皆さんから受けたご恩を生涯忘れることはないでしょう。
本当に感謝しています。
13時。作業再開。
というか、「ずっとここ(中小企業会館)に居ても仕方がないし、
今日は早めに切り上げて各自調査に入ろうぜ」
という流れになったので、
まったり雑談しつつ今日こなすべきことを整理したり、
調査に行くべき場所を洗い出してみたりしていたのですが、
さっそくアポ取りの電話をかけていたDさんの口から、衝撃の一言が…。
 「え…? では、枠はもう埋まってしまっているのですか?」
…どうやら、社長が近々着手したいと言っていた
新規事業に参入することが事実上不可能となったっぽい。
午前中に一応立ててみた方針には、当然この新規事業を盛り込んでいたので、
また内容を練り直さなければいけない…。
…いやしかし、冷静になって考えてみると、
この新規事業計画にはかなり無理があるなどということはほぼ明らかで、
みんな「いや無理だろ」と、心の底ではちゃんと意識していたはず。
-都合の悪い現実から目をそらしてしまっていた僕ら。
その後は、もうなんか吹っ切れたかのようにダメ出し大会。
 「これほんとに特許とれんの?」
 「この統計データもなんかおかしいよねえ」
 「役員報酬はこんなにもらってるのに社員への給料はこれだけって…」
 「だいたい社長が昼間っから(略)」

あぁあーもうなんか一気に泥沼な様相を呈し出しましたよこれ。もう無理ですと言いたい。
でも診断士は常にポジティヴでなければならない!(そうなの?)
侃々諤々のブレインストーミングを経て、苦し紛れの方針を立て直しました。
大丈夫かなあ…。
14時半。解散。
かなりの不安が残る中、各担当部門のデータ集めのため解散し、各自作業へ。
…なんですが、実は1件目の診断先企業からお借りしていた
決算報告書をお返しするのを忘れていて、僕が一番家が近いということで、
返してくる役目を仰せつかりましたので、その雑務を片付けてから作業。
とりあえず1件目の企業のときにも作った、
会社の提供するサービスのイメージロゴみたいなものを作ってみました(上画像)。
あまり本質的な作業ではないような気もしますが…。
作業中、社長が「これはまだどこもやっていない」と自信満々に言ってた
この会社の基幹のひとつとなるはずだったサービスと全く同じものを
2年以上も前に、しかも社長が言うより全然安い価格でリリースしてる会社を
発見したというメールがCさんから送られてきて壮絶に萎えます。
 ダメだろーorz
なんか全く光明が見えないんですけど…。どーすんだ。
…そんなこんなで明日は、ちょっと場所を移して作業する予定です☆

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