本日は土曜ですが、だいぶ前から非常に気になる存在ではあった太宰治検定を受験ー。
いつものパターンだと日曜の試験のために土曜は最後の追い込みにあてる日という感じなんですが、たまに今日みたいに土曜にも試験が入ったりするとだいぶペースが狂うぜ!!!
それが嫌なら無理に予定入れるなって話ではありますけどね!!!
っていうか玉川上水で入水自殺した太宰治の遺体が見つかった日である6月19日(太宰治の誕生日でもある)は「桜桃忌」っていう特別な日になっているらしいんで、どうせなら明日6月19日(日)に試験やればいいんではという気もするんですが、まあいろいろ事情があるんでしょう。ってことにしとこう。
さて太宰治検定は2009年に創設された検定なんですが、回や会場によって実施される科目(的なもの)が全然違います。
今年の試験では太宰治の故郷、青森五所川原の会場では「津軽」編の試験が行われ、太宰治が暮らしていた東京三鷹の会場では「お伽草紙」編の試験が行われます。
過去には「富嶽百景」編ってのもやってたらしいですが、今後の実施予定ははたしてあるのかないのか…
まあとりあえず今回鈴木は東京会場での受験なので「お伽草紙」編を受けますよ。
しかしぶっちゃけ僕、太宰治の作品は正直そんなに読んだことあるわけでもないんですけどね(;´Д`)
まともに読んだことあるのって「走れメロス」くらいかな?ってそんなん誰でも小学生くらいのとき読んでるだろっていう話ではありますけど…
ということで今回教材としては新潮文庫から出ている『お伽草紙』と、太宰治検定公式テキスト『太宰治のお伽草紙』 を買って、初めてまともに「お伽草紙」を読んでみたわけですが…お伽草紙って全4編あわせても150ページくらいの文章量しかないんですね( ゚Д゚)
いやまあ試験勉強する側としては、思ったよりやること少なくて嬉しいんですが…逆に、この内容だけから100問も出るの?いったいどんな問題やねんという感じではあります。
過去問は公開されておらず、「100問・択一式(一部記述式)」との情報があるのみ。いやはやどうなることやら。
★夏の資格ラッシュ2016 9th bout 【太宰治検定 お伽草紙編】 @三鷹ネットワーク大学(三鷹)で僕と握手!!! https://t.co/Nhb5DqGY3D
— 鈴木秀明@シカクロード (@suzuki_hideaki) 2016年6月18日
試験会場は三鷹駅南口すぐのところにある三鷹ネットワーク大学。大学とありますが地域センター・生涯学習センターみたいな感じの施設です。
試験開始時刻の10分前くらいに試験室に入ると、太宰治検定実行委員会の方が太宰治や太宰治検定についてざっくばらんにトークしてる感じのところを若干邪魔する感じに(汗)
公式テキストの著者さんも挨拶にいらしてました。
ということで試験。
90分間で100問解きます。
出題形式としては、最後の「問題100」が「太宰治作品の中でもっとも好きな作品とその魅力について述べよ」というサービス問題的な感じ(たぶん何か適当に書けば正解扱い)なので除くとして、残り99問も単純な四択とかではなく、なにげにかなりバリエーションに富む感じ。
択一式問題としては二択から五択まで幅広くあって(基本的には三択~四択が多い)、あとは文章穴埋め式の選択式問題だったりとか(社労士みたいな)。
後者は1つの問題の中に複数の「穴」がある問題もかなりあって、そういう問題は全部合ってないと1点もらえないと思われる感じです。っていうか1つの問題の中に複数の枝問がある感じなので、解答すべき問題数は実質的には100問以上ある(130問くらい?)といえる感じですかね。
しかし公式サイトには「一部記述式」って書いてあったし、過去には短い語句を記入させるタイプの記述式問題も出てたみたいですが、今回は「問題100」以外はすべて択一式だったみたいですね。
問題の内容としては、『お伽草紙』の4つのパート「瘤取り」「浦島さん」「舌切雀」「カチカチ山」から登場人物のセリフやストーリーなどけっこう細かいことを問う問題や、公式テキスト『太宰治のお伽草紙』に書かれた太宰治関連知識・他の作品・エピソードに関する問題など。
基本的には上記2冊の参考書を完璧に読み込んでいれば普通に解ける問題ではありますが、太宰治関連知識の問題はけっこう難しかったですねぇ。なんせ他の作品をほぼ読んでいないからな…(汗)
まあでも『お伽草紙』本編の問題はだいたい解けたかとは思われるので、合格点の7割以上はなんとかいけてるのではないかなというくらいの出来。
30分経過時点で途中退出できますが、40~50分経過くらい時点で出たかな。おつかれー。
ちなみにですが受験者特典として太宰治検定限定ポケットティッシュと「津軽」クッキーをいただきました。ありがとうございます。
来年はもっと他の「○○」編もやってほしいですけどねー。東京会場で。できれば…
この機会に太宰治の作品をもっといろいろ読んでみたいと思いまーす(=゚ω゚)ノ
まあそんな感じっす